2016年9月13日火曜日

2016年9月10、11日 ファーマーズマーケット出店話 その2

無事、ファーマーズ・マーケットの初出店が終わりました。

出店中は、ネットのお客様やfbの投稿を見て来てくださった方々、
また初めて合うfbフレンド♫本当に有難い二日間でした。
取引のオファーがもあったりで、やっぱり青山という町は集客力ありますね。
通りを高級車がバンバン走っていますしね。
私が住んでいる中土佐町を走る軽トラの集団が懐かしくなったりして(笑)
格差社会と言われて随分経ちますが、ほんと、青山には「貧困」なんて言葉は存在しませんね。
皆さん日本の豊かさを満喫しているようでした。

久しぶりに東京に来て、思ったことは、
「人は何処にいても人だな」
という事でした。
当たり前の事ですが、何かと口にされる

「田舎の人は・・」
「都会の人は・・・」
「東京は・・・」

みたいな、あれですよ。

でも、全然関係ないですよね、、人はやっぱり人で、人の匂いがしていたなww
意味不明かもしれないけど、私にはそう感じる何かがあって、なんだか安心しました。

でもね、沢山の良い物がある東京に、立派な生姜はありませんでした。
それと、新鮮な柚子もなかったです。
「空の下」以上に美味しい生姜も柚子もなかったんですよ。

私は、もっと普通に、当たり前に、新鮮な農作物を、山も海も無い大都会にシェアしたいと思っています。そして、それは出来る事だとも思っています。

今回、青山のマーケットに出店して、改めて確信を得た想いがあります。

「私は、都内に生姜と柚子の専門店を出したい」

生姜も柚子も大変薬効の高い農作物です。
食材としても、飲食両方で活躍します。
薬にもなりますし、コスメにもなります。
七変化する農作物なのです。
必ず、皆さんの生活に豊かな潤いを与えてくれるはずです。

昨日、お世話になっている四万十町のおしょうさんから電話がありました。

「どうやった?」

「めちゃ反響がありました」

「そうか、もっとやれ」

笑。。

私は、田舎と都会を交差させたいんですよね。
当たり前の日常の中で交差させたい。
きっとフレッシュな「空の下」の生姜や柚子が役にたつと思うのです。
田舎も知っている、都会も知っている私に出来る事なんじゃないかな?って思っています。

あっと言う間の数日でしたが、とても濃い出会いの中で、次なる道が見えた数日間でした。
この度の出会いが、近い未来に生かされるように、明日からは、また海と山に囲まれた中土佐町で、生姜の畑で土入れをします。

どんなに夢を抱いても、地から足を離さない生き方を続けて行きたいです。

子供達にお土産も買ってあげられたし、本当によかった。

ここまで歩んでこれた事を心から感謝しています。
いつも変わらずに、私を受け入れてくれる友達がいる事、
私のままでいさせてくれる全ての人達に「ありがとう」です。

沢山の人に支えられて存在している空の下。
これからも、じっくり、がっちりと整えて行きます。

人生って、本当に素敵な時間ですね。

世の中が変わるとは、自分が変わる事なんですよね。
ダイナミックに躍動する「時間」を猛烈に感じ得た東京出張でした。








2016年9月10、11日 ファーマーズマーケット出店話 その1

朝8時、高知県中土佐町の自宅を車で出発。
徳島から11:30出航のオーシャン東九フェリーに乗って東京へ。
東京には確か朝の5:00頃に着く予定だっと思う。。

今回東京に行くのは、東京青山で毎週末に開催されるファーマーズマーケットに出店するためなんです。

高知から東京までフェリーで片道約2万5千円。徳島までの高速代が3500円ほどで、ガソリン代も合わせると片道約3万円でしょ。往復6万円。最低限これだけの経費をかけて青山のファーマーズマーケットに出店するメリットはあるのかしら?・・・

来場数一日15,000人、購入者が一日8,000人で、平均売上70,000円/店、というデータ。
だから、地方から交通費をかけても出店するんですね。高知からも常時二店舗くらい出店しているようです。

私は個人で経費をかけて出店しようとは思わなかったんですよね。
ハイリスク、ハイリターン。そんなことをするよりも、価格競争に追い込めれないような良質の農作物を育て、ネットを使って、また電話営業で地道に売上を上げていく事をした方が今は良いと思っていました私に、有機農産物の拡大を目的とした国家事業の話が舞い込んで来たんです。要は経費が出るの。この話が来たとき「これはチャンスだわ」と、迷わず参加を決めました。

この事業には、日本国内の全都道府県が参加しています。しかし、参加市町村は限られているんですよね。その中で四万十町は参加しています。私の住んでいる中土佐町は参加しませんでした。。。この差が未来を変えるんですよね。四万十町は偉いわ。
因みに四万十町は、窪川原発に誘致を阻止した自治体です。農業を護る為に農夫の島岡さんが命をかけて護った土地が四万十町です。とても素敵な町ですよ。

話を戻して、ファーマーズマーケットね。
助成事業の話が舞い込んで来た頃の「空の下」は、丁度ファーマーズマーケットに出店して、空の下の農産物がどの程度受け入れられるのかを試してみたいと思っていました。だから、このタイミングでの事業参加はチョーラッキーだったんです。参加事業内容については、有機農産物の生産拡大と販路の拡大を目的とした事業であることが求められます。今までに既にやっていることや、わかっている事は事業内容として認めてもらえません。今までにやっていない事をやるから助成してもらえるということで、「空の下」では、「新商品の開発事業」という内容で参加しました。
それで作ったのが「ゆずと生姜ハーブのシロップ」です。
私は就農当時から「生姜はハーブカテゴリーだよね」と思っていました。
ほとんどが野菜カテゴリーに分けられているんですけど、生姜って薬草なんですよ。
だから、薬草的な色分けをしたかった。その色を強調していく事で、医食同源であるという価値観を力まないで広げることが出来たら面白いなって思っていたんです。
甘いだけではないシロップを作りたかったのです。

イメージしていた味があって、今回はイメージ通りに出来たと思う。結構自信があるんです。今まで、どこにもないシロップが完成したと思う。皆さんにも是非使ってもらいたいです。炭酸で割ったらサイダーになるし、酢と塩、胡椒、醤油、油などで割るとドレッシングになります。甘いだけじゃなくて酸っぱい、甘いだけじゃなくて辛い、生姜シロップです。生姜以外にも入れているハーブがあるのですが、これは内緒です。

農業を初めて4年かけて漸くイメージしていた商品に着手出来ましたわけですが、今回私がこの事業に参加して加工品を作ることが実現した背景には、もう一つ有難い話があります。この4年間、ずっと変わらずに支援してくれている会社が四万十町にあります。株式会社おしょうファームという会社で、そこの社長さんのおしょうさん。今回の加工品を作るにあたって、加工場を好きに使わせてくれたんです。本当にありがとうございます。

おしょうさんとは、初めてあったその時から商品加工の話をしていました。将来はオマンにも協力して欲しいと言われたし、私もそう思いました。初めて会った日と、その直後数回だけ口に出した話で、4年間継続して話しをていたわけではないのです。でも、私はずっとその言葉を思っていたし、おしょうさんも思っていてくれたようで、機が熟してきた頃に双方が久しぶりに口に出した言葉なんですよね。

人と人との信頼関係ってこういうことだと思う。相手の言った言葉を真面目に聴く事。そして、その思いを互いに実行に移すこと、実現するまで待つこと。。これって信頼関係があるからなんですよね。
ただ、黙って見て支援してくれるおしょうさんに心から感謝しています。

それともう一人、加工の手伝いをしてくれた友達。
私を高知県の過疎の村に導いてくれた友達なんですけど、この友達の協力がなければ出来なかったな。高知に来てからの私をずっと支えてくれている友達の一人です。
どんな時も私の事を理解してくれて、私に苦言もしてくれて、体も使ってくれて、本当に感謝。
私が今の土地に来た当時(東日本の震災で避難したころ)彼女は私にこう言ったのです。
「この村は、オーガニックの村にするにはちょうどいい規模だと思うんだよね」
私ね、この言葉をずっと思っているんですよ。私の生涯の夢はオーガニックの村を作ることです。

数々のご縁があって、温め続けてきたこの4年間。
少しづつ形になってきています。まだまだ始まったばかりだけど、確実に前進していると思う。それだけではなくて、私が何よりも嬉しいのは、昔に語った言葉が今でも生きている事なんです。大げさに口にするでもなく、尻を叩くわけでもなく、硬い信頼関係の元で地道に生き続けている言葉達。それが一番うれしい事なのです。

そして、そして、青山の現地にはインターネットやfbで知り合った友達やお客様が手伝いに来てくれます。これまた本当に有難い。自発的に私に手伝える内容を言ってくれる彼女達は、忙しくしている私には本当に有難い存在です。ファーマーズマーケットの事前調査までしてくれたお陰で、販売戦略にも磨きをかける事が出来ました。

皆さんの力のお陰で、実現した新商品とマーケットの出店。
次に繋がるような実りある二日間にしたいと思います。

みなさん、いつも「空の下」をご贔屓くださいましてありがとうございます。
問題、課題の多いこの社会に、オーガニックの食材を求める皆さんがいてくれることに感謝します。