2016年4月8日金曜日

『空の下』の動きについて

まもなく文旦のシーズンが終わります。
今年初めて文旦の木達の栽培管理者となって、
学びがとても多い一年でした。

私は、文旦の木の栽培なんて興味を持ったこともないし、
そもそも、大玉の柑橘類は苦手でした。
それが偶然に住んだところが文旦の山の麓だったんですよね。

私が住み始めた時は、まだ年老いたおばあさんが管理していて、
村の人を雇って栽培していました。
二年たったころから私に文旦の山を引き継いで欲しいと言われるようになって、
ずっと考えていたんです。
無農薬でとても美味しい文旦だったので、栽培者がいなくなる事態は
できれば避けたいとは思っていました。

丁度その頃、集落で猿の被害が問題になっていて、
私の住処にも年中猿の家族が遊びに来ていました。
誰も管理できない果樹を放ったらかしたら、猿が増える事は知っていたので、
何かしらの手を打つ事が求められていたと思います。
それで私は、文旦の山を活かす動きをしようと思ったんだ。

この美味しくて、安全はもとより、私たちを元気にしてくれる文旦を
捨ててはダメだとも思った。。。
だって、農薬も化学肥料も使わないで栽培するスタイルに
全体をシフトしていかなければならない時代にさ、
目の前のそれを捨てたら、もうダメじゃない?
やる気なし状態の大人で、命を繋ぐことなんて
何も考えていない、、、ってね。



文旦発祥の地、土佐。
沢山の文旦の山がある。
山の斜面一面が文旦の木なんだよね。
それはすごい量だよ。
この殆どに農薬バンバンかけているんだから、
風下の人たちが大丈夫なのかね。
シーズン中なんて、相当な量の農薬が、毎週のように撒かれるんよ。

この栽培方法も、長くは続かないだろうと思う。
既に貢献者がいないんだもん。
栽培人がいなくなった山は、しばらくは放ったらかしになるだろう。
それはそれとして、その中で少しでもオーガニックの木に
シフトすることができれば、それを私たちでシェアしたらいいんだよね。

そのシェアの仕方を色々考えていた今シーズン。
文旦の木のオーナー制度は、とても優れた仕組みだと思います。

『空の下』にお金が先に入れば、
そのお金を運用金に出来ます。
運用金によって生産性を高める事ができます。
人を雇ったり、必要な道具を購入したり。

お客様は、後に払っても一万円、
先に払っても一万円。
先に払うほうが、多くもらえるので、
お得です。
普通に買うと一万円で15キロくらいなんですよね。
これが、オーナーのなると、一万円で最低20キロですからね。

オーナー制度は、消費者と一緒に文旦の木を生かしす仕組みだから、
文旦に載せるお金を少なくする事が出来るのだと思います。
お金は時間であり、時間はお金なのです。

高知の中土佐の文旦の山をみんなで生かし合っているという事が、
また何よりも豊かな事だと思いませんか?

今までになかった距離感で、消費者も生産者もともに役割分担をして、
文旦の木を支え合い、果実というご褒美をいただくということなのだと思います。

間もなく、文旦の販売も終了します。
『空の下』の文旦をご購入いただいた皆様、
ありがとうございました。
今年が昨年と同じ年になるかは分かりません。
変わらず大切に育て、皆さんに笑顔と喜びを届けられるよう、
取り組んで行きますので、どうぞよろしくお願いします。

次は、生姜の植え付けの事を書こうかな。
私は、生姜についても栽培するところからシェアしていきたいと思っています。
どうしたら、それが出来るのか??を常に頭の何処かで考えています。
その一つが、生姜植え付けゲリラ。
何も植えられていない土を見つけたら、

そこに生姜植えちゃいましょう!

っていう遊び。

生姜は上手く作れば種芋の6倍になりますからね。
下手しても倍にはなります。
家庭菜園とか、ガーデニングみたいな感じで出来ちゃうから。
人コブだっていいんです。

こうやって、作る事をシェアしていくと、色々良いこと起きるような気がします。










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