2015年3月29日日曜日

生姜植え付け一段落

昨日生姜の植え付けが一段落しました。

昨年の12月から昨日まで、ほとんど「休む」ことが出来ず、
年末も年始もずーーっと、一定の緊張感があって、本当に疲れた(--;)

私的には、農業三年目にして、初年度を上回るほど頑張ったと思う。
お蔭で?かな、昨年12月にした生姜の収穫は、収穫し終わった次の日に初霜だった。
そして、昨日生姜を植え終わって今日は雨。
お蔭で安心して日曜日の朝をゆっくり寝て過ごすことが出来ました。
雨の音が耳に心地よく、その音を聞きながら三度寝してしまった(^^)
その間に三回も夢を見て、その夢のどれも楽しい夢でした。

ずっとブログを書きたいと思っていたんだけど、書けなくて、
今朝になってやっと書ける状態になりました。

何を書こうか。。。書きたいことは沢山あって、
伝えたいことも沢山あるのだけれど、
沢山あり過ぎて何から書いていいものか分からなくなっています。

でも、、今私が一番言いたいことは、多分、私の周りには沢山の素敵な人達がいて、
その人達が存在してくれている事で、今の私があり、こうしてブログやfacebookで
自分の事を発信できているという事なのだと思うのです。

そういう人達が何人もいて、その都度私は心から感謝で気持ちで胸がいっぱいになり、
それと同時に「がんばるぞ、必ず、未来、恩返しが出来るように夢を実現させるぞ」
って、思うのです。今は、そう思う事しか出来なくて、、、本当にありがとう。


隣の村の自動車整備工場の社長さん、私が高知に避難移住してきた時からずーーーーと、
我が家に車を安く分けてくれて、使わなくなった農機具一式も好きに使わせてくれて、
暖かい目をしている人です。

今年我が家の車が3月で車検が切れてしまうという事で、
「この金欠の時にまいったーー」と思っていた。
この時期、生姜の種芋も買わなければならない、今年は種芋の値段がグッと上がっていて、
想定以上の出費。
その上、車買うお金なんてないよ、
参ったなーと思っていた。

「なんか探しときますぅ」

と言ってくれてはいたけれど、いくらの車でどんなのが来るかは全く分からないし、
私も忙しくて細かい注文を付ける間もなくいた。
いよいよ、車検が切れる頃、私はしばらく軽トラだけで過ごすしかないか。。と思っていた。

「来週車来るから見に来て」

と言われて、車検が切れる一日前に見に行くと
わおっ!軽のワゴン!!しかも全部で20万でいいって。

車検は一年あって、走行距離は12万キロだけど、メンテをし続けている車で、
ナビもステレオ付いていて、きれいで、ワゴンだよワゴン!

社長さんが、、「これなら、荷物も積めるしね」

と、我が家のことを考えてこれを用意してくれたんだって事が直ぐに分かって、
本当に感謝感謝。(ちなみに軽トラもこの社長さんが用立ててくれたのよ)

支払いの事も何も言わない。多分、私が分割で払いたいと言えば、承諾してくれるのだろうな。。
納車の日にとりあえず5万円持って行った。
「追って残金を払います」と伝えて。。出来るだけ早くまとめてで払うつもりです。

今回、生姜の種芋をGETするのに苦労したの。
今年は、全体的に生姜が足りないのです。
2014年は台風の影響で、生姜の畑が水に浸かってしまった所がいくつもあったので、
収穫時は大丈夫でも植え付け時に種として使えるか分からない状態の農家が多く、
その為、種芋を分ける約束が出来ないという事だった。

それでも、過去にアルバイトに行った農家であったり、
いつもお世話になっている農家であったり、人と人の繋がりの中で、
40コンテナの約束まで漕ぎつけた。
それもこれも日頃の繋がりと信頼関係の賜物で、だれか一人の大きな力と言うよりは、
「あの人なら、あの人の紹介なら・・」的なネットワークのお蔭なんだと思う。

そして、やっと昨日、今年度の最低目標ライン1反分の植え付けが完了しました。
今、これを書きながらも何故が涙が出てきます。
ずっと張り詰めた中で、それでもやり終えなければならないと思って、
しかし、私は1人ではなくて、家事もしなければならないし、その上で、
いくつかのトラブルもあったりで、精神的にもしんどかった。。

どんなトラブルかというと、人間関係によるトラブルで、ざっくりいうと
事実の検証なしの人の噂、感情論、動物としての虚勢、
誰が好きとか嫌いとか、そんな話で、今まで仲良かった人の中にも
私から離れて行った人もいました。
その中で、変わらないで居てくれる人がいる。
新たに出会った人もいる。
更に繋がりが濃くなった人もいる。
。。。本当にしんどかったです。

一時は、そのほとんどが敵になりそうだったの。。
それでもね。。本当に私を思っていてくれる人は、ちゃんと私と向き合ってくれた。
目の前で物を云ってくれる人で、私も正直に自分の考えや気持ちを伝える事が出来て、
そして、、、私を理解してくれた人たちなのです。
まだまだ、完全に解決したわけではないけれど、これらは言葉では解決しないと分かっているの。
時間をかけて、私が選んだ道を観てもらうしかなくて、だから、私は夢に向かうしかないのです。
未来、これで良かったんだと、そう思ってもらえればうれしい。

今年から文旦の木の栽培もすることになった。
山主のおばあさん。。

「なんちゃーうるさい事はいわんき、出来るようにしたらいいきね。
たまに遊びに来てや、話ばしたいき」

と言われるの。忙しくてしばらく遊びに行けてない、、ごめんなさい。

なんで、私は今こんなことをしているのだろう。。
これは、本当に私が望んだ世界なのか??
私のやりたいことなの??
今年になって、いつも自問自答していた。。

一年目を振り返る。

私は、震災前から過疎の村が限界集落になり、消えてしまう事がすごく悲しくて、
そんな村を観たくないと勝手に思って、移住してきた村がたまたま過疎の村で、
このままではいけないって勝手に思って。。。。

それと、食べ物が危ないって思って、、健康な食べ物、畑、田んぼ、自然を護らなければならないと思った。その為に自分に何が出来るのか・・と考えた時に農婦になる事を決めた。

東京にいるときに既に気づいていたことがある。

「口で言ってもダメなんだな、見せないとダメなんだな。。見せるしかないんだ」

と気付いていた。

日々の生活で思う事、悩み、苦しみ・・そういって事を解決しようとする時に、

「ここがこうだからこうなる。だからここをこう変えればいいんだよ」
「それは人の思い込みだ。常識を変えなければ変わらないよ」
「どうして、夢を見たらいけないの?有りえない事なんて何もないよ、やらなければ分からないよ」

と言ってもダメなんだ、、と気が付いたの。
見せるしかないんだって。

今、私が見ている世界を見せるしかない。
現実の風景にしていくしかないのです。

農業はいいです。
実際に見える範囲で変える事が出来るから。
遣った分だけ変わるから。
身体にも心にもいいです。

人間は地に足を付けて生きる生きものです。
進んだ一歩を変える事の出来る生きものです。

農業を始めてよかったと思う。
農業を始めてからの出会いは、
私にとって、とても素敵なものでした。
直ぐに分かる同じ気持ち。
観ている世界。

そこかしこに同じ世界を観ている人達がいる事。
それは都会にも沢山いて、それぞれの立ち位置で、
頑張っている人達と確実に繋がれる豊かな世界。

今年初めての「みのるポット式」での育苗も
なんとか芽吹いて育っています。。嬉しい。。

春。

生き物を元気にしてくれる太陽。

ただそれだけに生かされている。

人の笑顔に助けられて。

傍で支えてくれる人に感謝。

言葉では伝えられないから、
出来るだけ早く、ううん、確実に未来に向かって進みたい。
その都度、喜びを分かち合えるように、
煩悩に向き合いながら行こう。

私は、本当に未熟者で、
なのに私の周りには、
なぜか素晴らしく素敵な人達ばかりいて、
本当に不思議です。
人間ってなんなんだろね。
恵って何なんだろう。。

このブログの最後に
沢山素敵な人達がいる中で、
この人の話をします。

私の元大家さんで今の家に私達を住まわせてくれた人。
そして、この家を私に譲ってくれて、
いつも私の幸せを願って、アドバイスもしてくれて、
心配もしてくれて、応援もしてくれる人。

昨日も用事があって家に行ったら、

「あんた、この間誰々の家に入っていったって聞いたけんど、
なんちゃ嫌な事言われたやないろか思って心配しちょった」って(^^)

確か、周りに人の姿はなかったけど、、流石!田舎の情報ネットワークはすごいな(^^)

私:「ぜんぜん。必要な書類があったから、それを書きに行っていたんだよ。、
おもちを食べさせてもらって、カラオケもするか?と言われたけど、
子供もいるし帰った」

「そうか、ならよかった。誰かに何かして貰ったら、大きな事せんでもいいき、
少しだけ気持ちだけお御礼せないかんよ、そうすることであんたも暮らしようなるき、
田舎はそういうところやきね。」

「私もあんたのいい噂を聞けば嬉しくなるし、悪い噂を聞けば心配になるがよ。」

いつもいつもありがとうございます。
私の農業ライフは、この人から始めっているのです。

いつも私に関わってくれる人に
「ありがとう」

空の下を知ってくれて

「ありがとう」

空の下がきれいで豊かなところでありますように。
笑顔や、涙や、笑いや、しかめっ面が行き交う場所でありますように。

美味しい食べ物が育まれますように。




     ↑ 芽吹いた苗。これ見ると元気にある。




↑ 菜の花畑。麦。枇杷の木。キャベツの畑。
    蝶も飛び出した。これからアゲバチョウが沢山飛び出すよ。
    



2015年3月7日土曜日

三月七日 土曜日 雨 で美味しいの話

小雨が降る音が耳に心地よい。
少し離れたところから聞こえる波の音。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

今日予定していたイベントは明日に延期した。
小雨の中のサギタもいいですよ。
あ、それいいな、『小雨の音と波の音のお話会』

先日、ある農家にポット苗の種まきを手伝いに行ってきた。
種まきを前に家の主が脳梗塞で倒れてしまって、
どうにも困ったという話で、空の下の活動を共にしてくれている
私のパートナーにお米を作ってほしいと連絡が来たのだ。

丁度その朝、今年からみのる式のポット苗でお米を作ろうと思っていた私は、
勉強にもなるし、話を聞きに行ってみようと、
リンゴを連れてお散歩がてら伺ったところが、
ご主人が倒れた矢先で大事になっていたんです。
タイミングが合ったんですね。
結局、今年は空の下が栽培する事になったのです。

あっちもこっちもそんな事ですよ。
引き継ぐ人は居なくてね、個人でやっているから、
その人が亡くなったら終わりなんですよね。
昔が子供が沢山いたから、働き手もいたでしょうね。
お父さんが死んだら息子が継いだりしたのでしょうけれど、
今は皆無に限りなく近いです。
だから、引き継ぐ人材が欲しいですよね。
いると思うんですよね、勝手にそう信じてるのです。

「いないわけがないだろう」ってね。

繋げる事が出来ていないだけなんじゃないのか?って、
そんな思いが強くて、どうにかして繋げたいと想うのですよ。
これは本能なのではないかと、どうしても止まないですね。

これから益々増えるこのようなケースに
対応できる新たな担い手に巡り合える事を願っています。

田舎で暮らしたい
農作業をしながら
真面目に暮らしたい
あなたは、是非一度空の下に足をお運びください。
敷地内にテントを張って泊まってもらう事も出来るので、
異空間トリップを楽しんでもらいたいと思います。

切っ掛けはそこかしこに転がっています。
一度きりの人生を楽しみましょうね。

空の下では、敷地内に宿泊兼、集いの建物を建てたいと思っています。
遠方から来た方が気楽に泊まれる宿だったり、創作の場だったり、
お茶を飲んだり、話をしたりする建物です。

現在新進行形で進めていますが、お金、人材が乏しいので、
進みが遅いです。
クラウドファンディングで資金を集めたいので、
ご協力お願いします。

私の希望は、この豊かな土地の恵みを現在に活かしていくこと。

美味しい枇杷がある
文旦がある
ポンカンがある

海がある

山がある

空気がある

風が吹いて
空は青く
響く波の音

森の緑
小鳥の囀り
走る犬

唸るほど美味しいものは、
自然との共生の中で育まれ
それは、そこにある営みからのみ
得る事の出来る「美味しい」なのだ。