2015年2月12日木曜日

26年度産ぽんかん、柚子の販売を終了しました。心から感謝。

久々のブログです。

「一人の女性が農婦になるまでの物語」
をブログで連載していくつもりでしたが、
この物語を連載するには、まだまだ予期せぬ試練が待ち構えていたらしく、
少しの間連載をやめる事にしました。
また、期が熟したらまた書きますね。

ところで、26年度産のポンカン、柚子が完売しました。
お買い上げいただいたお客様へ心から感謝申し上げます。
空の下をご利用くださいましてありがとうございました。

この度、空の下で販売したポンカンは、私が高知に移住して半年後に
住み始めた家(「一人の女性が農婦になるまでの物語」で書いた家です)の
敷地内に凡そ6本のポンカンの木がありまして、それを本年度から
空の下で栽培管理を始めたものです。

もとは、大家さんが栽培していたのですが、高齢の為管理することが出来なくなり、
私に譲ってくれたのです。

大家さんが管理しているときから有機無農薬で栽培していましたが、
剪定作業がままならなくて、木が大きく育っていました。
その木を昨年の春に、手の届く範囲で収穫できるよう大胆に剪定をした結果、
収量は半分に減りましたが、収穫して追熟させる間に腐ってしまう割合もぐっと少なくなりましたね。ほとんど腐る事がなかったです。

もう一点良い傾向がみられました。
それは、ポンカンは通常霜が降りる前に収穫します。
霜が降りると、実が凍らないように果実自身が水分を減らしていく道を選び始めます。
そうなると、スカスカのポンカンになってしまうので、霜が当たる前に収穫するのです。
しかし、今年のポンカンは霜が降りた後もスカスカにならなかったのです。
なぜそれが分かったかというと、一部だけ、試験的に実を収穫しないで置いておきました。
それを年明けに食べて見たところ、この事実が分かったのです。
しかも、今(二月一二日)の時点でまだきになっているポンカンを食べても瑞々しい(^^)
この要因は、一つは糖度が高い事が考えられます。
糖度が高いと凍り難い、故に水分を減らす必要もないという事です。
気候的には昨年よりも寒いですからね。

こうなってくると、やはり果樹の栽培には剪定作業が物を云うのだという事になりますよね。
正しく剪定をすることで、実のなりも良くなるし、害虫の発生も防げる。
そして、農薬を使わなくても見た目にもイイものが出来るようになるのだと、
実践の中で学ぶことが出来ました。
さて、来年度はどんな実がなるのでしょうか。
とても楽しみです。自然農での栽培は本年度が初年度になるので、
来年以降、どのように変化していくのかをしっかり見届けたいと思います。

ポンカンをご購入いただいたお客様からは、「とってもおいしかった」とのお言葉を多数いただいております。早、来年も買いたいとの有り難いご注文もいただいておりますので、
そのお言葉に沿えるよう努めたいと思います。

もう一つ、本年度から栽培管理をすることになった柚子。
数年間、ほったらかしになっていた柚子山の持ち主と縁があって、
その方のご厚意で空の下で管理することになりました。
昨年末に自然農の柚子を急遽収穫したので、限られた数でしたが、
おかげさまで完売致しました。

一口に柚子と言っても、その香りには差がありますね。
柚子は、見た目をよくするために、通常栽培では一週間に一度農薬を散布します。
皮が命の柚子ですからね、無農薬でなければ使いたくないですよね。
それに、人間の皮膚呼吸と同じで皮も呼吸していますから、必ず中に浸透していきますよね。

この柚子も、しばらくほったらかしでしたから、剪定をしてあげないといけません。
今年から、空の下で持ち主の指導の下剪定を始めます。
来年は、今年よりもいい状態で収穫時期を迎える事が出来ると思うので、
楽しみにしていてください。
最後は、在庫がなくてお断りしたお客様もいらしたので、
来年は、もう少しシェア出来るようにしたいと思っています。

もう一つ、文旦に木があります。
昨年は「システムD」という、facebook上のサイトでシェアさせていただいたのですが、
今年は、シェアする量がありません。
来年度に向けて、もっといい品質のものが出せるように、これまた剪定ですね、していきます。

それとそれと、文旦の木約40から50本を空の下で栽培管理することになりました。
これも、持ち主が高齢の為なんですけどね、後継ぎが居なくて、
それ以前から顔見知りで、生姜栽培の初年度にもお手伝いいただいたりしていた縁なんかもあって、私に声がかかったのですが、「宇宇ーーーーーん」としばらくの間、そう、一年くらいですかね、悩んでいたのです。「いやー、管理栽培できないよ、私だけでは…」って。
それでも、
「農薬を散布するような人の手に渡る事は避けたい」
「誰も栽培管理しなくなる事は避けたい」
と、二つ、私の中で避けたい事態を想定していて、
何かの時には、引き継げるような準備は進めていました。
そんな時間が一年くらいあったですかね、
結局、巡り巡って空の下で管理することになったのです。

この文旦もめちゃくちゃ美味しいです。
文旦と言えば、南国土佐の文旦が有名なんですよ。
文旦発祥の地と言われています。
ここは中土佐町ですが、これね、他の文旦より美味しいですよ。
間違いないです。食べてますから私(^^)
この木もポンカン、文旦、同様に剪定が出来ていなかったので、
今年からやりますよオー剪定(^0^)
来年は美味しい文旦もシェア出来るように頑張ります。

空の下では、兎にも角にも、歴代の人たちが育んできた生きる上での幸を
引き継いでいきたいと思っています。
空の下でなくてもいいんですよ。引き継がれることを目的としているのです。
そして、それは、都会で暮らしている、もしくは、別の地で暮らしている、それ以前に自分たちの恵みとなります。
食品添加物や薬まみれの生鮮品による健康被害が叫ばれていて、
尚且つ不自然な野菜が広がっている中、これを阻止するために出来る事と言えば、
自然の恵みを護っていく事です。これが最も早道ですよ。
これを引き継がないという事は、大げさに言えば、人類はこれを捨てているという事なんです。
そんなアホな事ってありますか?
問題、課題を列挙したところで、目の前にある健康な食べ物を捨ててたらこれアホですよね。

動機は単純です。しかし、実行していくには大変です。
それでも、今回のように、ぽんかん、柚子を買ってくれる人がいました。
そして、その方々が喜んでくれました。
その方々の食生活によって生かされたという事が、
本当に嬉しいし、素敵な好循環だなと思うのです。

この文旦の木の話、次にしますね。
とても優しくて、苦労して生きてきたおばあさんのお話です。
血のつながりはないけれど、私はおばあさんの事を思っています。
お金じゃないんですよ。
今回もお金は動いていません。お金で繋がったのではなくて、
心で繋がったのです。
でも、心だけでは生きていけないから、買ってくれる人が必要で、
それがあるから、おばあさんも空の下も「よかった」と思える未来が創れます。

長くなりましたが、今回のブログは、ご購入いただいたお客様にお礼を言いたかったのと、
今年も頑張りますと伝えたかったのと・・・です。

「空の下」をご贔屓下さいまして、心からありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

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