2013年10月25日金曜日

”空の下”に建築設計”舟”登場

 
 
 
”空の下”に参加している建築設計”舟”
 
家族ぐるみで付き合っている彼は、一級建築設計士。
独立以前に所属していた設計集団zoo繋がりなのか、
ラブコールを受けて、台湾やら、北海道やら、カタールやらに
助っ人で出稼ぎに行っているが、お酒を飲みながら聞く彼の仕事に対する言葉は、
 
(家なんてわざわざ建てなくてもいいような。。。)
 
なんて感じで、あんな素敵な家を設計しているスペシャリストなのに、
自分の住んでいる家はと言えば、だれも住まなくなった昔の農家の家で、
五右衛門風呂に土間、
 
(床が凹んでいるから、家主さんに直してもらわなきゃ・・)
 
ってな感じで、子供部屋もカーテンで軽く仕切ったり、
納屋を子供自身が改造した子供部屋だったりしている。
(あるもの使えばいいし・・・)的な感じなのか。。
 
でもね、彼のなんてことない昔のよくあるタイプの家のね、
とってもイイところで、かつ、今の家にはないところがあるんだよ。
それは土間。
 
家の中に外を作り、外にもう一つ、二つ、建物があることで、
外と内が暮らしの中に繋がりを生むんだよね。
家の中の空間と外の空間に一体感が生まれるんだ。
 
今の家って、内がとっても素敵な空間でも外との仕切りがあって、
一度家に入ったら、外に出ない。。ひきこもっちゃう空間になっていない?
なんだかもったいないよね。
 
私は、旅館とか、ホテルとか、そういうところに泊まるお金をかける気にならなくて、
キャンプばかりなんだけど、なんで旅館とかホテルに興味がないかっていうと、
外と切れちゃうからなんだよね。
外の空気に浸かって空観たり、外の風を感じながら寝たりしたい。
それで、テント泊ばかりなんだけど、家も同じ感覚なんだ。
 
彼の設計には、野外が必ずついてくる。
 
家って、その場所が好きで、しばらく居たいから家があるんだよね。
その場所を感じられない家って、カプセルみたい。
大都会の真っただ中は、喧騒から遮断される家が良いんだろうけど、
本当にその土地が好きで住む家は、末永く、その場に溶け込む家が良い。
 
私が今住んでいる敷地には、ヒノキと杉の木が植わっています。
もともと住んでいた人が、新たに家を建てるときに使うつもりで植えたのかな。。
大家さんが、
 
「家を新しくするときに使えばえいきー、切らんでとっときなさいや」
 
と私に言っっていた。
 
その土地で育った木を使って、家を建てる。。。う~んなんて素敵な事なんだろう。
 
生前に星野道夫がアラスカに建てた家もそうだったなー。
山を一つ買って、その山の木を使って、地元の大工さんによって、山の中に家を建てる。
そんな家の在り方っていいよね。
 
わたしもいつの日か、そのヒノキと杉を使って、知り合いの大工さんに頼んで、
建物一つ建てたいな。自家発電でさ。。。井戸水だし。。。
 
今って、輸入建材に押されて、国内の木が使われないでしょ。
国産の建材よりもニュージーランドの建材のほうが安いからなんだよね。
山には沢山の植林された杉の木がそびえ立っているけど、
切り出しにかかるコストが高くつくから、そのまま使われないんだ。
 
その影響は、谷の水を枯渇させたり、獣害被害が増えたりで、
農村の生活を圧迫している大変大きな問題なんです。
 
こんなこと言ったって、安い建材にはかなわないんだよね、今って。
結局、安い建材使って、建売みたいな家を一生かけて買う人ばかりだ。
消費税が上がる前に新築購入ラッシュらしいけど、もっと、長い目で住まいを捉えてほしい。
 
自然保護って、決して特別な活動ばかりじゃなくて、
住まい一つ考えるだけで、その活動に参加出来るんだよ。
 
現在も、沢山の人が大手不動産の建売住宅を一生の時間をかけて買っているよね。
同じ一生をかけるなら、自分の一生が終わった先でも、
生き続ける家に一生をかけてほしいんだ。
そんなに大変な事じゃない。
むしろ、その行為は、とっても楽しくわくわくすることで、
ロマンにあふれた創造的かつ生産的な行いなんだと思うんだよ。
 
みなさんにも是非トライしてほしい。。。
創造的な暮らしを支え、維持する土台が家なんじゃないかな。
 
 
(mirainome  舟 ↑)
 
 
 
 
 
 

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