2019年3月25日月曜日

青山ファーマーズ・マーケットに出店します。4月7日(日)13日(土)21日(日)

久々のグログです。
来る4月7日(日)13日(土)21日(日)の三日間、青山ファーマーズ・マーケットに出店します。

今回の出店から、空の下ファーマーズ・マーケットは友人であり、同志であるYoshi tuneに任せる事にしました。

Yoshi tuneと出会ったのは、空の下が初めて青山ファーマーズ・マーケットに出店した2017年4月だったかな。。その時から、農業の事とか、オーガニックの事とか、将来のビジョンとか、現代の闇とか、笑いとか、今できる事や思っている事なんかを、時間があれば会って話ていたんですよね。私も東京に行ってたし、Yoshi tuneも高知にチョイチョイ来てくれてたしね。

Yoshi tuneが高知に来る時は、生姜の植え付けの時だったり、収穫の時だったりで、

「いつもGoodタイミングで来るやつだなー」

とは思ってたんだけど、何しろ自由でいたい奴だから、「好きに流れたらいいよ」って思ってた。それでも、相変わらず、いいタイミングでいい事するんだよね。
こういう人って、(もってる)というよりは、(もってるとこ知ってる)って感じで、
時の流れに身を任せ〜♪れば、あるべきポジションに行き着くんじゃない?と思ってたのね。

そしたら、ある時Yoshi tuneが

「俺やる」

的な宣言(笑)

「いや来たなこれ」

って思ったよね。

そこからは、無駄な会話はなく、、というか、もともと無駄な会話とか、打ち合わせはほぼ無かったんだけどね(笑)

Yoshi tuneは、以前から東京で、発信場所としてのポジションをとりたいって言ってたんだ。そして、私は供給側のポジションを主としたかったわけ。自分の仕事を見極めることで極めるってやつです。

私は、独立採算型のビジネスネットワークの構築を狙っています。
農業法人一社が複数人を雇用して、大規模に生産、販売する組織形態ではなくて、
独立採算の小規模農家が繋がって補完し合うシステム形態で、総合的シェア拡大を目指すというものです。簡単にいうと、会社が一方的に搾取するのではなく、生産者同志、双方が個々のマーケットを補完し合うシステムね。

ここで大事なことは大我です。
要するに、今、日本におけるオーガニック農家は、現存のオーガニック市場の中で戦ってはダメよ♪ということなんです。それをやってる人は、もう終わってるんです。

今のオーガニック農家が、自分たちの「安定」の為にやるんべき事は、マーケット全体の拡大なんです。そのために、どんどんニーズを高め、ユーザー数を増やし、また、そのための販売に加勢する人を増やし、そして、生産量が追いつかなくなる勢いの中、生産者仲間を増やす事です。

誰か1人からのトップダウンピラミッド型ではなく、全てが独立採算でサークル状に補完し合うことで、個性や個別のリズムが守られつつ、総合的に登っていくビジネスネットワークです。

人によって、具体的に生活に必要な物の量って違いますよね。
独身なのか?夫婦なのか?子供が何人いるのか?はもちろんだけど、どんな車に乗りたいのか?とか、どんな服を着たいのか?だって違うし、貧乏を強要する必要も、金銭的リッチマンを強要する必要もなくて、必要な分だけあればいいんですよ物なんて。
でも!仕事はそいうじゃない方がいいと私は思うんです。

仕事は、面白いからやりたくなる方が良いんですよ。
営業一つとっても、売ることが面白いからどんどんやっちゃう方が良い。
農業にしてもそう、農作業が好きで、気持ちよくて、良いものが出来ると嬉しいし、喜んでもらえるから、、だから、良いもの作りたい人が農業をやると良いんですよ。

そうなると、働くってそれ自体がやりたいことになる。
そういうポテンシャルがあると、トップがひたすら仕切らなくても、いや、むしろ、仕切らない方が上手く回るし、勝手に上がって行くんだと思うんです。

そのベースが、

「俺やる」的な宣言と「いや来たなこれ」

なんです。

これこそが「次世代の ー ー」なんです。

私は、Yoshi tuneを応援するし、Yoshi tuneの空の下が稼げるように最大限協力します。
だって、Yoshi tuneの生き方が上手くいけば、私も上手く行くから。

これって利害が成立して尚、発展系ソウルなんです。
その心とは、「私の周りの人が幸せだと私も幸せなんです」というチョーシンプルなソウルなんです。全体が広がり登っていくには、このような心(ハート)ベースが必ずあるんです。

ということで、Yoshi tuneの空の下!お客様のニーズを捉えて、今まで以上に喜ぶショップに発展していくと思います。

都内での出店は、4月7日、13日、21日の青山ファーマーズ・マーケットからスタートして、同マーケットは月一ペースで、この他にも都内or近郊マーケットへの出店も予定しています。

みなさま、Yoshi tune”空の下”をどうぞ応援してください!
よろしくお願いします。

私は、4月は台湾に行ってきま〜す♪
世界を広げるのだ!!


女子力高いYoshi tune。町田の生姜収穫祭での一コマ。


4月販売予定)

●自然栽培 囲い生姜
  ・土佐一
  ・黄金
  ・金時

●自然栽培 文旦
●自然栽培 ゆず

●コーディアルシロップ
 ・ゆずジンジャー
 ・ヤマモモジンジャー
 ・ローズピップジンジャー
 ・ゆずレモングラス
 (70ml 200ml)








2019年1月25日金曜日

〜胎盤は生で食べましょう〜

最近、言葉で伝えることに興味がなくて、ブログも書く気になれない。
農業を始めた頃は、毎日必ずブログを書いてた。
日々の営みにこそリアリティーがあって、そこに本当の過疎地の姿があるし、過疎地で農業を生業していく本当のストーリーがあるんだった、そう思っていたから。本当の話を伝えることが必要と思っていたしね。

夢とか、希望とか、理想とか、、そういうのを語っているうちは綺麗事だなーって思うんだ。でもさ、本当に夢を実現させようと思って自分と向き合って、自分に正直に生きて、夢に向かって努力して暮らしていたら、日常の大半は辛くて苦しくて、疲れるし、全然スマートじゃーないんだよね。
ただね、そのリアルな辛さを文字にしたら、これまた全く違うものになちゃうんだよ。
だって、どん底の苦しさは、最高の喜びに向かいたい自分が、最高に辛い今この時にも一緒にいるんだもん。これを言葉で伝えるなんて、本当に辛い時には出来ないじゃない?

だからさ、文字にできる時って、そこそこ調子のいい時なわけ。。特に、SNSとかブログって本人バレバレだからさ。楽しいことばかりかって言うと、全くそうでは無いよね。

最近、SNSとかスンゴクつまらなくて、こんなツマラナイもんに時間割くことがツマラナイってことになって、そしたら、文字で自分の考えとか伝えようとすることがつまらなくなって、リアルに接しているその姿が全てでいいわとね。

じゃー、なんで今ブログをかいているかというと、いいかっこしているだけの表向きの社会的日記から、ちょっとはみ出したくなったというか、どーでもいいことをツラツラと話したくなったというか、、、ある人に、「出産時の話をブログに書きなよ」って言われて、「そうだね、私の出産体験は珍しいから、誰かの参考になるかもね」ということで、
それを書こうとブログを立ち上げたところから、助走的に今文字を書いているというわけ。

どこから書こうかなーーー・・・。先ずは、

「子供を産んだら、その場で胎盤を生でバクバク食べましょう!!」

という提案からしようかな(笑)

自宅分娩で、誰からも干渉されない親族分娩(こんな言葉はないw)なら、まっ、普通にできるんだけど、病院ではチョッと厳しいかもしれないね。助産院ならできるかもしれないけど、多くは、後で炒めたりして食べるよね。

やっぱりここは、生が一番!!という話で進めようかな。

私はね、三人子供がいて、三番目の子供は自宅で家族だけで産んだのね。
もちろん、旦那以外からは猛烈な反対を受けたし、友達はチョーー心配するし、二番目の子を産んだ時の助産師からは電話がかかってくるし、なんだか、偉い大変だったんだけど、私は絶対に自分で産みたかったのね。ゼーーーたいにこれだけは譲れなかったんだよね。助産師もいて欲しくなかったの。。なんでかっていうとね、

「人間以外の動物は、みんな自分一人で出産するんだから、人間だって一人で産めないわけないじゃん。私は動物として完全でありたい。。それが出来ないなら、私はこの先の人生を生き抜くことは出来ない!」

って、本気で思ったの(笑)今、思い出すと、笑っちゃうんだけど、でも本気なのよ。本当にこれを妥協してしまったら、私はもう生きれないって、本当に思ってたんだよ。
私はそれくらい、自分が自立していることに執着心があるのね。

もちろん、反対勢力を一人一人潰して行ったわけだけど。。反対勢力の中で最も厳しかったのは、検診を受けたいと思っても受ける先がないという現実。どういうことかというと、出産の予定のない妊婦は助産院も病院も見てくれないのよ。
でね、その中でさらに辛かったことがあった。それは、ある助産院の助産師と電話で話した時の話ね。

私は、初めから、自宅で家族だけで出産したい旨を話して、その上で検診だけを受けたいと言ったのね。そしたら助産師さんに、

「自分のところで出産しない人を検診するなんて、そんな無責任なことは出来ない。私はあなたの出産に責任は取れませんよ」

と言われたの。私はすんごくショックだったんだ。
だって、私は端っから貴方に責任を取ってもらおうなんて思ってないんだから。
それで私はこう言ったの

「私は子供を出産するときに、最も避けたいことは、産まれてきた子供の責任を自分で取ることが出来ないことです」

流石にこの返しで、助産婦さんも私がどんな思いで出産しようとしているのか理解してくれたんだけどね。。。今、思い出してもチョッとだけ、悲しい気持ちが蘇ってきた。

で、それでも助産院ではルール上検診させてはくれなかったんだ。
結局私は、妊娠8ヶ月くらいだったか、、初めて分娩設備のない婦人病院で検診を受けるに至ったの。分娩設備がないから、大きな病院と提携している病院なのよ。しかも、その先生いい感じでボケててさ(笑)適当に、

「助産院で産むんですけど、何かのときのために病院でも受診しておいた方がいいと思って」

とか言って、検診してくれたんだよね。。で、尚且つ、大きな提携病院も紹介してくれたの。

何か命に関わる事故が起きたときに一回検診を受けていないと病院は受け入れてくれないんだって。

そんなこんなで、三番目の子の出産の時は、色々準備で勉強しました。

で、胎盤は生でバクバク食べましょう(笑)
これが本当にすごく効くんだよ。貧血とかにも効果あるよ。
うちの旦那(今は離婚してる)は、この世の者とは思えない姿だったと、後に言っておりました(笑)

なんかダラダラと書いたけど、現代出産事情って物凄く大変じゃない?
出産費とか何十万もかかるし、陣痛で苦しいのに、わざわざ車で病院に行かないといけないでしょ?でもさ、健康な女子なら、普通に家で産んでなんの問題もないんだよ。
ただね、食べ物にはとても気を使ったかな。。ちゃんと機能すべきところが機能するように、日頃から食べるものは大事です。特に妊娠中は大事ですよ。


2018年11月4日日曜日

「時を刻むことで世界を編む」~狩猟解禁間近~

久々ブログです。

最近はサラッとした日が多くて、ちょっとした気付きや、心にとまったことなんかは、フェイスブックで簡単にアップする程度が丁度良かったりしてたんだけど、今日はブログにします。



かなり寝ぼけた顔だけど、猟友会の今シーズン初の講習会に参加してきました。

わたしの住む地域の会員の人たちが集まる機会。全員で8~10人くらいだったかな。。若い人で60~70歳くらいで全員男性です。狩猟者って減ってるんだって。

みなさん、どんな経緯で猟を行っているのかは知らないけど、わたしの場合は、農業の獣害がきっかけ。二度、労を費やした田んぼを荒らされた事あって、生姜の畑に関しては一回あります。住処には、毎晩いのししちゃんが遊びに来るしね。

畑や田んぼの多くは、獣害用の柵を設置しないと猪に荒らされちゃうという状況。
柵を設置しないで荒らされた場合は自己責任。

・・・・って、「なんかおかしくないですか??」

って思うんだけど、

田んぼは、貴方が貴方の利益の為に労を費やしているのだから、自己で管理責任をもって下さい。。という考え方がベースになるのだけれども、では、猪が山から里に降りてきて、個人の財産を荒らす事への責任は誰にあるのですか?という話。
ここに手をつけていないのが今の行政。

対処的な柵を、農家負担で設置させる。それ以上の取り組みは無いに等しい。
これが現状です。

日本の国土の7割が山です。
私たちの暮らしから山を外す事は出来ません。

私は、先ずは自衛の為に罠猟をするのだけど、それを切っ掛けに私が住む山を今以上に知る事ができたらいいなと思っています。そして、この地で生きる力を磨いていきたと思っています。

猪はたいへん怖い動物です。
でも、彼らも子供を産んで育て、命を繋いでいる生き物。
わたしは暮らしの中で、猪とどんなコミュニケーションをとって行く事になるのか?
きっと初めて経験する気持ちがあるに違いないと、それがとても楽しみです。

今朝は、我が家に犬たち三匹と産まれて間もない三匹を抱いて(一匹はお留守番)散歩をしました。

犬は犬なりに成長しています。
同じ宇宙の中で生き物として時を刻んでいます。
それでしかない共通点がとっても心地よい朝でした。

人間以外の生き物と接するのは、宇宙が広がるようなロマンがあります。

「時を刻むことで世界を編む」

そんな人生がおくれたらいいなと思います。


2018年10月15日月曜日

空の下の近況

今朝は曇り空な空の下から一日を始めています。

二週間ほど前に、空の下に鶏が4羽仲間入りしまして、我が家の犬たち(三匹)が大喜びなもので、夜中も朝もワンワン大盛り上がりなんです。
先日のこと、パタリロ(猟犬の血を引いている犬)がうっかり鶏小屋に入って鶏を押さえ込んだんです。
慌てふためく鶏の声に気が付いて、私は、これまた慌ててふためいて鶏小屋に駆けつけ

『パタリローーーォォ』

と叫びつつ、パタリロの首を抑えたその瞬間に、鶏は命からがら逃げたのです。

その後、パタリロは、世話人のおだた氏に怒られ(愛のしつけ方っぽいです)たあと、
大人しく、おだた氏の仕事に一緒に連れて行かれたのですが、しばらくして私は思いました。

(解説:パタリロは、鶏が来てからというもの、毎日毎日、鶏の観察をしています。初めはワンワンと吠えましたが、そのうち吠えなくなって、その後、ひたすら観察をしていました。)

「パタリロは、ただ観察しようとしていたのかもしれない・・。
うり坊(猪の子供)を咬み殺すことの出来るパタリロなら、小さな鶏だったら一息で殺せるよねぇ。。。」

と。

私の思い込み以上でも以下でもない心のコミュニケーションが、犬と鶏との間でも行われているという自然感です。

私は近頃、生姜研究所を設立しようかと目論んでいます。
生姜の薬効や効能、大まかな栽培方法とその対策は、ある程度公開されていますが、ざっくり過ぎて、自分の腑に落ちるところまでの到達していないのです。

先ず、私が進めたい研究は以下にあります。

1、自分が栽培した生姜(三種)の栄養成分が知りたい。
2、囲い生姜、親生姜、新生姜、各々の栄養成分を調べて比較したい。
3、作付地の土の成分分析を毎年行いたい。

理由としては、

>1、自分が栽培した生姜(三種)の栄養成分が知りたい。
生姜の栄養成分について、黄金生姜や金時しょうがは、ショウガオールが通常の3倍から4倍と言われていますが、私にはその根拠を示すデータがありません。
ですので、そのデータが欲しいということです。

データを獲得することで、年度毎、特付け地毎の生姜の特徴やその根拠が見えてくると考えます。データを積み重ねることで、より生姜への理解が深まり、いい生姜が作れるように思います。

>2、囲い生姜、親生姜、新生姜、各々の栄養成分を調べて比較したい。
生姜は生き物です。収穫後も生き続けています。収穫直後の新生姜の成分率と、二ヶ月以上経った生姜の成分率、また、種芋として使った親生姜の成分率を知ることで、各々の薬効を明確に理解することが出来ます。
適正を理解することで、生姜の能力をより生かす事に繋がると考えています。

>3、作付地の土の成分分析を毎年行いたい。
毎年、作付地の成分を調べることで、生姜の生育状況や、収穫後の生姜の栄養成分との関連付けが成され、より生姜栽培への理解が深まると考えています。

私は、日々、何の為に生姜を栽培しているのかについて考えます。

初めた動機はそれとして、継続していくには変化成長して行かなければなりません。
自分自身が継続するエネルギーを得る為にです。
私のエネルギーの発生元は、興味や好奇心です。興味が沸いた先へ歩いていくことだけなんですよね。多分、生まれた時からずっと同じように生きているのだと思います。

ただ、近頃は、私が見ている世界を反対側からもみるように努めています。
そんな時は、友達と話したり、先輩と話したりします。
自分が見ている世界がリアルになって来るからです。

これから先も、私は同じようなやり方で、自分が思い描いている世界に向き合い続けるのだと思います。

農作物は生きています。
常に変化しています。

工業製品として農作物を扱うほどに、私たちが不便を感じるようになるでしょう。
カタログと同じものでないと不良品になるからです。

しかし、本来の農作物は生き物ですから変化するのは当たり前ですし、それが不良という評価であってはおかしいと思うのですが、なぜかそうなっていない。
その理由を考えますと、それは商法にあると思うわけです。

多くの野菜は、収穫直後が最も美味しくて。。と言われますが、生姜にそのような評価は当てはまりません。時間を経てば経つほど、薬効が高くなる成分があるかも知れない。。という興味です。

食べ物は、身体の役にたってなんぼだと考えるので、そのロマンを探求して行きたいと思います。

という事で、今日これから農業改良普及センターの方に畑を見てもらう事になっています。生姜を研究するには、県の機関を活用する必要があると考えたところから、先ずは今年発生した白星病について、検証を依頼しました。
何がわかって、何が分からないのか・・楽しみです。

私は生姜の良さをグングン引き出せる人になりたいです!!


土佐一生姜、黄金生姜、赤生姜、どれもきれいです。
発送の準備をするたびに惚れ惚れします。



自由に動く動物の姿はのどかです。




2018年8月23日木曜日

台風20号対策

只今、台風20号対策を終えて、室内でデスクワーク中です。

台風対策って何するの?ってことで、先ずは生姜。

高知は、毎年必ず台風が来るので、梅雨入り前にはその対策の為のネットを貼ります。


菱形が連なるネットを畝幅に合わせて張り、その中に生姜が通るようにします。
そうすることで、風が吹いて茎が折れる事を防ぎます。


生姜も他の植物同様、葉で光合成を行い、光エネルギー(日光)により植物の成長に必要不可欠な栄養分をつくり出しているので、台風で茎が折れてしまうと、その後の生姜の成長に大きく支障をきたすのです。


私は未だ経験したことがないのですが、コンサルをしてくれている、おだたさんは、手塩にかけて育てた生姜が、目の前でボキボキと折れていくという経験をしたことがあるそうです。


「ただ、目の前にある生姜が折れていくのを見ているしかなかった・・・」

あーーーー、そんな思いを絶対にしたくない。

今年の高知は、今のところ大きな台風被害がないのですが、過去、もっとも早い時で、7月の後半に台風が来たことがあります。

いつ来てもいいように、梅雨入り前にはネットを張る事にしています。
かく言う私ですが、生姜栽培初年度は、

「ネットとか台風が来なければ張らなくてもいいんじゃない・・・」

と思ってたんですよね。

でも、いざ台風が来て、目の前でゆらゆら揺れている生姜の茎を見ながら

「これはヤバイわ」

と思って、雨の中、当時高校生だった息子に手伝ってもらいながら、ネットを貼ったっけな・・・(苦笑)

農業は、事前の準備がもっとも大事です。
あらゆる可能性を考慮して、予め取り組む事が大切。
それが出来ていれば、慌てずに済む。

昨年までの5年間で、私は、必ずやらなければならないことや、やるべき事に適期を完全(知識だけではなく、経験も含めて)に理解出来きて、尚且つ、それを実行することが出来ているので、台風休憩を取ることができています。

もちろん、事前の手を打っても、どうにもならない自然災害はあります。
台風直撃なんて時には、本当に心配ですよ。
でも、私の出来ることには限りがあります。
出来ないことは出来ないから、だからこそ、出来る事はやる必要があって、それ以上の事はキッパリ諦めて、次に進まなければならないですね。

その時の為の覚悟も含めて、圃場を決めたり、植え付け日を決めたり、日々の世話をしています。

それともう一つ、今年はレモンの木にも、台風対策を施しました。
まだ、定植後三年目の幼木なので、枝が細いんですよね。
台風で折れる可能性は十分にあるので、そのような事が起きないよう、ポールとマイカセンを使ってある程度、枝を固定しました。

今年は、レモンの木のオーナーさまへ5㌔をお届けする約束になっていますので、オーナー様へご挨拶。







本当にありがとうございます。

予め、お届けする先があるって、本当にありがたいです。

今年から、新生姜や青柚子もご予約販売を始めました。
農作物は、収穫直後がもっともフレッシュです。
そのフレッシュなタイミングで直ぐに、「発送⇒お届け」出来ると、ムダがないんですよね。

特に、新生姜は掘りたてが一番!
掘ってから日が経つ毎に新生姜の良さが薄れていきます。
ですので、昨年までは、ご注文の度に、その都度、「注文受付⇒ご入金確認⇒収穫⇒発送⇒お届け」と、いう作業をしていましたが、ご予約販売という形にしてからは、予め注文受付とご入金確認ができているので、発送日に一斉に、「収穫⇒発送⇒お届け」が出来るのです。労働の省エネ化ですね。ですので、仕事量が減る事によりご予約割引きをさせていただいています。

値段って仕事量なんですよね。加えて、仕事への対価だけでなく、商品として成立する前後の時間もまた、価格に反映されるわけです。お客様が前もってご予約をしてくれることで、普通よりも早く物が商品へと確約されるわけですから、その分安く提供出来るという必然性があるのです。

そういうロジックを用いることで、提供価格を下げることが出来る。

今までのように、生産者の取り分を下げる事でしか価格が下がらないような商法ではなくて、予約販売のように生産者と消費者が主体的に歩み寄れる現代の利点を活用する事で、より良いものが獲得しやすい社会になるといいなと思います。

こんな感じでお客様と取引できるようになると、私の仕事というのは、約束された未来を造る事になるのですよね。更にいうと、あるべき道を歩くことが仕事となり、それは、一人で思い描く未来ではなくて、お客様と共に歩いている道になるので、一人で歩くよりもグッといいですよ。もちろん、絶対的な責任は負います。それは途中でやめないという責任です。でも、そんなことは初めから決めている私にとっては、リスクでも何でもなくて、その逆、サポートしてくれる人たちがいるだけなんです。

これが私の描く、生産者と消費者が共に育む農業なんです。

まだまだ、私の未体験ゾーンはあります。そのことで、思いも寄らないハプニングも起きると思う。だからこそ、過去の経験から獲得したことは、確実に実行することが大事。
その積み上げからのみ、真に理想とする農業が存在し得るのだと思います。








2018年8月19日日曜日

数年ぶりの夏休み

8月12日から数日間、何年ぶりなのかしら・・・夏休みなるものを獲得。

今年は、過去の反省や発見から、必要な作業工程をほぼクリアーできている事もあって、安心して丸ごと夏休みを取ることが出来ました。

そもそも、8月12日頃に兵庫からyamsaiと仲間たちが高知にくるという連絡があって、ならば

「私もそこ休む、そこ遊ぶ事にするわ」

という流れ。

yamsaiとは、兵庫の移動販売八百屋。
始めて『空の下』の生姜を売ってくれた八百屋なんです。

facebook繋がりなんですよね。
この話をすると長ーーくなるので、ここでは割愛。

兎に角、『空の下』と世界を共有しているyamsaiの
初来高ということで、そりゃー行かねば、会わねばという、イベントだったわけです。

ところがですね。私のまーいつもの事というか、よくある事なんですけど、イベント開始時間を間違えてしまって、会場の着いた時には既に終了(チーーン)

(またやってしまった・・汗)

で、

「yamsaiたち何処に行ったか知ってますか?」

と家の人に聞いたところ

「川に行くって言ってました。。。確か黒がついたと思うんだけど。。。二時間くらいかかるって言ってたかな・・」

はいっ、ここから私の夏の旅の始まりです。

ここでいただいたワードは、黒と川と二時間。。

(黒と川と言ったら黒尊川だろうな・・)

とここまでは直ぐに分かったのですが、
黒尊川と行っても、川ですからね。。。。長くて広いよ。どのポイントなんだって話。

(まー複合的な情報から導き出した先へ行きますか。。)

ということで、行った先にいたいた。
会えた会えた。
黒尊渓谷、上り登った先。



着いた時は、間もなく夕飯の時間だったんだけど、
こういうのって、時間が合ったっていう事なんですよね。

私は、約束するのがあまり得意ではないんですよ。

特に農業をやっていると、何があるかわからないし、体調とかもチョッとしたタイミングで崩れたりするでしょ。それとね、自然の中で、自然を満喫しようと思うと、自分の流れを重んじることがとても大切なんですよね。

経験的にその事が分かっていて、その上で会う人というのは、「人に会った」というより「時間が会った」という方が、感覚的に正確なんです。

私が過ごしたい夏休みはこういう夏休みだったんです。

なにか、、時を過ごすとき、リラックスして流れる時間を過ごすには、
時間が合う事がとっても重要なんですよね。
この感覚、分かりますか?

感覚なんですけどね。
しかし、孤独な感覚ではなくて、
例えば、川の流れゆく時間であってり、自然の木々の時間であったり、大地の時間であったり、そこを行き交った人々の時間であったり、其処に生きている虫たちの時間であったり、、それぞれが独自の時間を生きているわけなんですけど、ある地点で、それらが会うんですよね。

その会った時間の広がりっているのは、果てしなく流れる宇宙なんです。
私はこの感覚が好きだから。

それで、やっぱり其処は最高に美しく、エネルギッシュな場所でした。





兎に角水がきれい。
子供も安心して泳げる川だから、泳ぎの苦手な私も安心して泳げました。
川に体を浸すと、(グアーーーー)っと、エネルギーが全身に入ってきて、
体全身スッキリーーー♫

入るは抜けるはで、もう何もいらない状態。
人より圧倒的に自然の生命力の方が優っている心地よさ全開です。



自称「川族」がヤリで仕留めた魚
自然の命が濃かったです。



混ぜれるごとにご飯が増える鍋(笑)
キャンプの必需品だわさ。




はらぺこギャングの為に、常に火があり食事がある豊かさ。
ここでのご馳走は命そのもの。
自分の命と他者の命が交差した時のご馳走は、
心の底から唸る美味しさでした。


水は命の源



黒尊渓谷で数日感を過ごしてから、私は海の方へ南下。

初足摺岬へ。


亜熱帯樹木の生命エネルギーがすごい!
動いているし、話しているし、命の音がする。

私よりもずっと長い間、この地球に生きているそのバイブレーションと共鳴するのって、本当に楽しくて、その姿を見るだけで、木の時間にトリップできる。。この時間が好き。







樹木の素晴らしさって、空間を生きる知性に思える。

その枝ぶりにはムダがなくて、空いている空間に伸びるの。
その姿が宇宙なんですよね。生きてるし、バランスいいし、だから躍動感がある。
私たちが存在している透明な空間は、無とか空ではなくて、触れる事ができる(常に触れている)場であることを樹木は教えてくれます。


「 休み」って何をもって休みと感じるのかな?
数日間の夏休みを終わらせて、いつのも風景に戻ったとき思った。

人生そのものが休みになりつつあるなって。

それは、切り取られた特別な時間なのではなくて、むしろその逆。
人間だけの狭くて短い時間からの開放。

私は、限りなく広い時間の住民になりつつある。
私のいつもの風景にも植物の命が満ちていました。



田んぼの稲。休んでる間に育ってた。



生姜もすごい!生きてる感満載です!


兎に角、私の周りには植物がいっぱい。
人間よりも植物の方が圧倒的に多くて、植物はその姿全身で私にコミットしてくるから、
私はそれだけで、もう十分に楽しい。

その先へ。

人は、人の群れに甘んじていると、その先に行けない。
多様性とか言ってるこの社会の目指す人像ってどんなヒトなのかな?

人の群れのその先に、キラキラした美しい世界はある。

誰でも行ける場所なのに、なぜか大半の人はそこまで行かないんだよね。
だからこそ、私は、超レアな美しい自然を満喫出来ているわけだけど、
本当は、みんなに、この美しさを知らせたい。
でも、そうしたら、この美しさは無くなっちゃうのかな。。

極限られた人しか行かないから、そこが美しいのかな。。
そうなのかな。。

私は思う。
私はその先の美しい世界で生きたい。

生き物は、時間そのものだ。










限られた時間と、限りない時間に生きる、沢山の命の泉に浸った夏休みでした。








2018年6月20日水曜日

農作業に没頭する日々

前回ブログを書いてから、もう二ヶ月も経ってしまった。

この間、私は予定通りに農作業を進めることだけを考えていて、
やるべき事、やるべきタイミングを逃さないように、
自分自身の弱さと常に向き合っていた。。今もだけど。



ここらでちょっと。ダラダラとお思うことをブログに書いてみることにした。

私のように、一次から六次まで全てを一人でするとなると、
その配分や意識の切り替えが本当に大変で、もっとも辛い事がそれ。

農作業と食品加工作業は、集中の仕方が全く違うし、
販売に関しても全然違う。
同時にあれこれなんて出来ないんだ。

なので、月の前半は農作業に集中し、後半は販促活動に集中するという、
ざっくり二分割しています。

農業を初めて6年が経って、自分で言うのもなんだけど、
かなり成長していると思う。
草刈一つとっても、下手な男の人よりも

(私のほうが上手いわー)

と思うことあるし、生姜栽培の心意気というか、

(いい生姜を育てるぞ!)

というハートや集中力も、かなりイケてると思う。
もちろん、まだまだだし、腕力には叶わないけど、
でも、栽培に関するクールさは、負けてないと思うんだ。

農村における女の人は、だいたいが旦那さんがいる奥さんで、
旦那が主導して農業をやっているケースが多い。
肉体労働だから、当然なのかもしれないけど、
結局は一人は先に死んじゃうし、ならば初めから一人
でもできる方がいいかな。。と思ったり、、でもやっぱり、
旦那がいて奥さんで農業やってる方が気が楽だよな。。と
思ったりもするんだけど、、、私自身、自分でできるところまでは、
やらずにいられない性格なんだと、最近は諦めてる。

(自分ができることは、全部やってみたい)

と、欲張りなんだよね。

そんな私なので、一つ達成すると、また一つ、
一つ山超えると、超えたところから、次にやりたい事や
課題が絶対に出てくるという、、ほんと嫌になっちゃう性格。

それでも、先日は、一日だけ、ズッポリ休むことが出来た。
あんなにスッキリ!心底休めたのは何年ぶりかしら??と、
まー、ある意味記憶障害的な、過ぎた事はすっかり忘れている
だけという話もあるのだけど、それでも、チョーーーーー
久しぶりに開放された。

最近思うんだよね。
日本ってダメだなーって。

この国に縛られていても未来はないなーと思うのね。

都会から田舎に来ても、この国にいる限り、社会常識という枠は、
結局のところ、同じ枠がついてまわる。
もっと違う世界に行きたいと思うようになってきた。とてもリアルに。

今の常識がひっくり返るような、カルチャーショックを得たいというか、
そんな欲求なんだ。

爆発的にぶち破りたくなってる今日この頃です。

でもね、今を壊したいわけではないんだ。
むしろその逆で、今を固定化したいというか、
確実に、一定のクオリティーを出せるようになりたい。
その為にも、今年は、予定通りに作業を進めて、
時間を追い越して行きたいんだ。

そして、確実に狙ったクオリティーで結果を出すことが目標。



日々、販売もしなくちゃならないし、セールスもしなく
ちゃならなくて、それらが入り混じって、底知れぬ不安に
押しつぶされそうな気持ちになることがあるんだけど、
そんな時も、

(先ずは目の前のこの作業をやろう)

とか、

(確実に狙ったクオリティーで結果を出せば、必ず次のお宝が見えるはず!)

と心で呟きながら、農作業をしていて、シンドくなると、
もう一人の自分と会話しながら、、まー農業って、
精神性を磨くことのような気がする(笑)

近年、農業における化学肥料、特に窒素肥料の使いすぎが
大きな社会問題になっている。

地下水は、人の健康の保護に関する環境基準が設定されている
26 の項目の中で、硝酸性窒素や亜硝酸性窒素が、
環境基準を最も大きく超えていて、これらを一定以上含む水を
ヒトが摂取すると、血液の酸素運搬能力が失われ酸欠になる
症状(メトヘモグロビン血症)を引き起こすとともに、
発がん性物質であるニトロソ化合物が体内で作られる
可能性が指摘されているんだ。

また、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、河川や湖沼、
閉鎖性海域の富栄養化の原因にもなる物質だから、
窒素肥料の使用を制限する事が急がれているんだよね。

戦後、1950年以降、世界の人口は急激に増えていて、
これを下支えしていたのが穀物の生産増と言われている。
この間、農地面積は増えていないのに、生産量が増えて
いるのは何故だと思う?
機械と、農薬、化学肥料(主に窒素肥料)の使用が増えて
いることで、反収が増えたからんだ。

現在、みんなが日常的に買い物をしているスーパーなどに
売られている野菜は、表示がない限り、全て化学肥料と農薬
で作られています。なので、私たち日本人の胃袋を支えてい
るのは、間違いなく、農薬、化学肥料なんだよね。
この現実をみんなはどう思っているんだろう。

百歩譲って、まーいいじゃん、お腹いっぱいになれるんだし。。

と言っている場合でもなくて、水質が汚染されているわけだから。。。
戦後70年掛けて撒きまくった窒素肥料がさ。。

しかも、その栽培方法を改めようとする動きがほぼ無い。
いや、正確には上からのお達しはあるんだけど、
実際にそれを実行する農民がいない。。
栽培方法を切り替える乗って、とってもリスキーなんだよ。
だって、生活がかかっているんだから。

ほんと、どうにもならなくなっている国、日本。

種がどうとか、あーとか言ってるけど、実際、ほとんどの農家が
F1の種を毎年買って栽培しているわけで、既に自家採種で農業を
やっている人なんて、ほぼいないから。。という現実。。
既に大方進行末期。

国内の人口が減っている今、窒素肥料に頼らずに国内生産量を増やして、
自給率を上げる事は、理論的に十分可能だと、私は思うんだ。
そのためには、まず、農業者人口を増やさないと話にならないんだよね。

自然栽培で農業をして、作ったものを売っているだけのオタク(キワモノ)になったって、全く未来は明るくない。

その先で、日本がネオニコチノイド系農薬とか、ラウンドアップとか、使用禁止できる力を日本人が持たなければ、この国も常識という枠から逃れる事は出来ないんだ。

そのためにも確実に一定のクオリティーを出せるようになってから、
ぶっ飛びカルチャーショックを受けたいが為に、違う国に行きたい!

また、明日から明るい未来の為に、ぶっ飛び脱出するために頑張るぞ!




美味しい野菜と豊かな海の恵みに感謝。
大地と空と風と、動ける身体に感謝。

明日からもよろしくお願いします。